臨床2年生 基礎実習②
皆さん、こんにちは☆
本日は、臨床検査技師科2年生の
基礎実習についてです🎵
先日、試薬調整の基礎実習を行いましたが、
本日も基本的な手技を身に付けました。
血球浮遊液は、輸血の検査などで用いられます。
ちなみに、血球浮遊液とは、
液体中の赤血球濃度を3~5%に調整した液です。
赤血球の表面にある余分な補体などの成分を洗浄。
この時に使った洗浄液は、生理食塩水。
この生理食塩水は、先日の試薬調整で作ったもので、
自らが調整したものを本日の実習でも使用しました。
生理食塩水は上手に調整出来てました!!
結果が分かると遣り甲斐が出てうれしいですよね🌟
ちなみに、
生理食塩水が上手く調整出来なかった場合は、
こうなります。
↓ ↓ ↓
左は少し濃いめですが、血球浮遊液。
右は薄い生理食塩水を赤血球と混ぜたものです。
色が全く違います。
また、透明度も。
薄い生理食塩水を赤血球と混ぜてしまうと、
浸透圧で赤血球が壊れてしまい、
このようになります。
これを、溶血と呼びます。
ワザと失敗してみましたが、
そこから学ぶものはいっぱいあります。
このように西武学園の臨床検査技師科では、
”何ため”を理解するために、色々な工夫をした
授業が展開されています。
実験大好きな方!!
臨床検査技師になりませんか!?
お待ちしています!